洗面所リフォームで重要な壁紙クロスの選び方5つのポイント
家族が毎日使う洗面所は、汚れが気になる場所でもあります。
こちらの記事では、洗面所リフォームの際に、壁紙クロスを張り替えたいと思ったとき、どのような選び方をすればよいのかについてご説明します。
壁紙クロスの張替え時期や壁紙クロス張替えにかかる費用についてもチェックしてみてください。
洗面所の壁紙クロスの選び方5つのポイント
洗面所は壁紙クロスひとつで印象もお手入れのしやすさも大きく変わります。
洗面所の壁紙クロスを上手に選ぶためのポイントを、事前に確認しておきましょう。
1. 清潔感のある華やかなデザイン
洗面所は住宅のなかでも狭いスペースです。しかし、壁紙クロスひとつで広々と感じさせることができます。反対に、壁紙クロスのデザイン選びを間違えると、窮屈に感じてしまうこともあります。
狭い空間を広々と見せたいのなら、清潔感のある華やかなデザインがおすすめです。定番の白はもちろん、オレンジ、ピンクなど、暖色系のカラーも人気です。
2. 日当たりが悪い場合は白系の明るいデザイン
洗面所に窓がなく、日当たりが悪い場合は、白系の明るいデザインを選びましょう。白は電気の光やミラーを反射して、洗面所全体をより明るい印象にしてくれます。
ピンク、ブルーなど、色付きの壁紙クロスはインテリアとしてはおすすめですが、ミラーに映る自分の顔色を実際より赤く、または青白く見せてしまい、メイクや身だしなみのチェックに支障が出ることもあります。
白の壁紙クロスなら、鏡に映る自分の姿も正確に写してくれます。毎朝の身だしなみチェックに洗面所を使う方は、白系の壁紙クロスがおすすめです。
3. 家具・家電と統一感のある色合い
家具や家電の色に合わせて壁紙クロスを選ぶと、洗面所に統一感が出て狭い洗面所を広く見せてくれます。
「洗濯機の白系のカラーに合わせて白を選ぶ」「収納棚の木目調の素材に合わせてブラウン系のカラーを選ぶ」などの選び方をしてみてください。
家具や家電と統一感がない色の壁紙クロスを選びたい場合は、全面ではなく一面だけをカラーの壁紙クロスにするとアクセントになってくれます。
4. お手入れのしやすい素材
洗面所の壁紙クロスの選び方で最も大切なのは、お手入れのしやすい素材かどうかという点です。ツルツルとした手触りの壁紙クロスは、汚れがついても簡単に拭き取れて便利です。
汚れ防止機能のついている素材の壁紙クロスもあります。さらに、湿気が多くカビやすい、においがこもりやすい洗面所にも最適な、防カビ・防臭・抗菌機能のついた壁紙クロスもおすすめです。
5. 柄物を選ぶ際は慎重に
壁紙クロスのなかには、思わず笑顔になってしまうような華やかな柄もたくさんあります。広い部屋には使えなくても、狭い洗面所には遊び心のある壁紙クロスを取り入れたいと考えている方も多いです。
しかし、柄物は狭いスペースをより圧迫感のある印象にしてしまうため、選ぶ際は慎重になる必要があります。白ベースなど、さっぱりとした柄物は比較的洗面所にも取り入れやすいです。
大きな柄の壁紙クロスは狭い洗面所では中途半端なところで柄が切れてしまう可能性もあるため事前に確認しましょう。
華やかさも清潔感も取り入れたい方は、「一面だけを柄物の壁紙クロスにする」「ミラー周辺のみの壁紙クロスを張り替える」「上下に分かれたデザインを取り入れる」などの方法をおすすめします。
洗面所の壁紙クロスの貼替え時期
一般的に壁紙クロスの張替えまでの寿命は10年程度です。
しかし、10年にこだわらず、リフォームの際のついでに洗面所の壁紙クロスを張り替えるという方が多いです。
洗面所はお風呂からの湿気や洗濯機の水気などが多く、ジメジメしやすい場所です。防カビ、抗菌などの壁紙クロスを選んでいても、普通の部屋よりも壁紙クロスの劣化スピードが速いです。
10年経過していなくても、「壁紙クロスが浮いている」「カビが発生している」という場合は早めに張り替えましょう。
洗面所の壁紙クロスの貼替え費用
壁紙クロスの張替えの費用は、1平方メートルあたり750~1500円程度です。
選ぶ壁紙クロスの品質にもよりますが、洗面所は狭いため、全面張り替えても3万~5万円程度で済みます。
少しグレードの高い高品質な壁紙クロスを選んでみてもよいでしょう。
洗面所の壁紙クロスの張替えを検討しよう
洗面所の壁紙クロスを張替える際の選び方、張替え時期、張替えにかかる費用についてご紹介しました。狭い洗面所は、壁紙クロス一つでがらりと印象が変わります。
洗面所の壁紙クロスは、明るく華やかで、お手入れのしやすいものを選びましょう。湿気が多くカビやにおいが発生しやすい場所であることを考慮して、普通の部屋に使う壁紙クロスよりグレードの高い高品質な壁紙クロスを選ぶのもおすすめです。